祝!?パニック障害歴15年達成!!【逃げた結果がこうなった】

パニック障害とお金

こんにちは。パニック障害歴が無事?満15年を迎えた、にゃはっぴーです。

今回は、わたしがパニック障害になってからの15年間と、今現在の状況について書いていこうと思います。わたしの経験が、現在パニック障害で悩まれている方や、そのご家族にとって、少しでも助けになれば幸いです。

 

パニック障害15年の年表のようなまとめ?

まず、最初に言っておきたいことは、生きていてよかった!

2003年パニック障害発症

当時、わたしの年齢が27歳。職業は公務員。1998年に結婚して、4歳の子供が一人いました。まさに、絵に描いたような理想的な家族でした。

 

以前のブログにも書きましたが、通勤途中の車内で初めてのパニック発作。その後、恐怖心から、車の運転が出来なくなりました。(その後、克服した記事はこちら)

 

2004年公務員を退職、リハビリ生活へ

職場に行くことも困難になった、わたしは約1年間の病休のあと(規定では最長期間は2年です)、公務員を退職しました。いま思い出しても、当時は自ら命を絶つことしか考えていませんでした。

 

抗うつ剤と抗不安薬の服用で、なんとか一人で歩けるほどになり、認知行動療法を開始。どんどん活動領域が広がっていきました。

 

パニック障害・無職なのにパチンコにハマる

認知行動療法の成果もあってか、活動できるようになった私は、結婚する前に好きだったパチンコに毎日行くようになり、パニック障害のせいにして仕事も探さず、朝一から閉店までパチ屋に入り浸っていました。

 

※個人的な意見ですが、パチンコ・パチスロはパニック障害の患者にとって有害です。

 

借金が380万円を超え特定調停を申し立て

パチンコと生活費による借金が380万を超え、どうにも返済出来なくなったので、弁護士に相談に行き(無料相談)、そこで『特定調停』を勧められました。ただ、特定調停は「利息を免除してもらう代わりに、元金は確実に返すよ」と言うものなので、定職についていることが条件になります。

 

事ここに至っては、「パニック発作が~」などと、言っていられない状況になったので、何とかして再就職先を探しました。

 

零細企業に就職が決まり、借金の返済開始

面接で、パニック障害を打ち明けた上で、3ヵ月の使用期間ののち、正社員として採用されました。それと同時に、子供が小学生になり、幼稚園代(約25,000円)が不要になったので、月に10万5千円の返済スタート。

 

振り返って考えると、当時の生活は非常に過酷だったからか、自分がパニック障害ということを、一番意識していなかった時期でした。

 

無事に借金完済!!年収も500万円にアップ

「借金を返す」「妻と娘に苦労をかけた分、人並みの生活をおくらせる」という思いだけで、3年間必死に働いていたら、自然と社内での評価も高まり、年収も500万円を突破していました。

 

ただ、ここでまた私がバカをやらかしてしまいます。

 

あればあるだけ使う生活に・・・

「借金も返した」「給料も手取りで30万円を軽く超えた」という安心感からか、はたまた3年間の摂生のリバウンドからか、生活が一気に派手になっていきました。

 

当時、パニック障害は治っていなかったものの、「薬さえ飲んでれば大丈夫」などという、全くもって根拠のない自信があり、無駄に豪華な食事をしたり、家族旅行に頻繁に出かけたりと、湯水のようにお金を使っていました。

 

今考えると、パニック障害により一度働けなくなり、無収入の恐怖を経験しているにもかかわらず、なぜ対策をしていなかったのか?

なぜ、元気で働いていつまでも収入が続くと思ったのか?

本当に当時の私を殴ってやりたい気持ちです・・・。

 

入社後11年、パワハラ、リストラ、病状悪化、無職

このあたりのことは過去記事でも書いていますので、そちらを読んで頂きたいのですが・・・・まぁ、そういうことです。

 

以前は主夫兼パートとして働いていたのですが、職場が閉店したので、現在は主夫兼webライターとして、月に9万円ほどの収入があります。

 

 現在は自己破産できず裁判所から特別送達(訴状)が来た

まさに、現在進行形のお話です。

 

これは、パニック障害とは関係ないお話で、別のブログ(※)でも書いているので、ここでは書こうかどうか迷ったのですが、読者の方にありのままを知っていただきたくて、書くことにしました。

※別ブログ 『専業主夫にゃはっぴ~の考察日記

再び多重債務者になった

会社をリストラ後、父親の老人組合の公金横領(70万円)が発覚し、わたしの退職金で弁済しました。

 

再就職もうまくいかず、パニック発作も収まらず、もう身も心もボロボロだった私は、酒とギャンブルに逃げてしまいました。結果、貯金もすべて使い果たし、証拠にもなくサラ金へ。

ここまで書けば、ほとんどの読者の方が想像つくと思います。そう、2度目の多重債務者です。

 

法テラスで弁護士に相談した

弁護士の見解では、自己破産しかないとのこと。

 

しかしここでネックになってくるのが、わたしが父親の横領を弁済していることです。自己破産するには、父親から70万円(法的にはわたしの財産)の回収が不可能であることを、証明しなければいけません。

 

そこで、破産管財人にお願いする必要があるわけですが、費用(約14万円)がありません。

弁護士にお願いしたのが、昨年の2月なので、丸一年保留の状態が続いています。

ついに、しびれを切らした債務者の一社が、簡易裁判所に告訴したので、裁判所から特別送達が送られてきました。

 

パニック障害を理由に、色々なことから逃げた結果がこれです。

違う。逃げた結果ではなく、わたしの自堕落な生活&性格の結果です。

 

パニック障害になり、色々なことから逃げるのは、恥ではないと思います。私の場合は、逃げるに飽き足らず、現実を直視しなかった結果です。

 

まとめ:これからどうするのか

正直、分かりません。

とりあえず、今日が日曜日で弁護士事務所が休みなので、明日の朝イチに顧問弁護士に連絡して指示を仰ごうと思います。

結果がわかり次第、こちらに追記させていただきます。

 

2018年5月18日追記

弁護士に相談したところ、「放っておいていいよ」と言われました。差し押さえできる財産があればマズいらしいのですが、わたしの場合、差し押さえができる財産が1円も無いので大丈夫だそうです。なんだかなぁ・・・。

 

当ブログが、パニック障害のかたや、そのご家族の方の少しでもお役に立てれば幸いです。

にゃはっぴーでした。

 

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