パニック障害に効果のある健康法や健康食品はあるの?

私が試した治療法

今回はパニック障害に効果のある健康法や食品はあるのか、というテーマで進めていきたいと思います。

私が試した健康法や食品を紹介していきます。

これを読んで「自分にはパニック障害に効く確固たる健康法や食品がある」という方はこの時点でページを閉じてください。

パニック障害の私が試した健康法

私がパニック障害になって14年が経とうとしています。

その14年で試した健康法をまずは紹介しようと思います。

ですがその前に注意点が一つあります。それは気にしすぎないということです。

パニック障害になると自分の体調に非常に敏感になります。

私が14年間その状態ですから。

自分が気持ちいいと思う事を実践してください。←これが非常に大事です。

散歩

さんぽです。言い方を変えればウォーキングですね。

パニック障害はセロトニン不足で起こると言われています。ウォーキングにはセロトニンを増やしてくれる効果があることがわかっています。

ではウォーキングの何がいいのということですが、一定のリズムで運動することがいいそうです。

それとパニック障害になると広場恐怖などで外に出ることが困難になります。

ウォーキングは外に出ないとできないので、認知行動療法の訓練も兼ねてウォーキングすれば少しずつ行動範囲が広がりますし、セロトニンも増えますしダイエットにもなるので一石三鳥です。

ウォーキングは個人的にもおススメです。何と言ってもお金がかからない。

これは非常に大きいです。ただでさえ、パニック障害になり休職もしくは退職された方にとっては金銭面で無料というのは大きいです。

補足:よくネットなどでパニック障害のセミナーなどがあります。大体のセミナーは「治療にかかるお金はケチらないようにしましょう。」などとかかれていますが私個人としてはその考え方は間違っていると思います。
まぁお金をいくらでも出せる人は出せばいいだけですが・・・。

整体

私はパニック障害になってから整体に通うようになったのですが、身体をさわってもらうとかなり楽になります。

パニック障害になると体は常に緊張した状態になります。

私の場合は背中のコリがひどかったのですが、人によっては首だったり肩などにひどい肩こりがでる方もいるようです。

整体に行ってコリをほぐしてもらうと一時的にですが体緊張状態から解き放たれ、心も少し軽くなります。

またお金の話になりますが、ひと月に3回以上整体院に通うと保険が適用されます。(一部の整体院では適用できません。利用に際に確認してください)

ただしここでも一点注意が必要です。

それは整体師との相性です。パニック障害の主治医を決める時と同じで相性は本当に大事です。

いくら評判のいい整体師でも自分との相性が悪ければやめておいた方が無難です。

にんにく注射

よくスポーツ選手などが行っているものです。

「なぜにパニック障害でにんにく注射?」と思われている方もいるでしょう。

私はパニック障害になって主治医を数回変えたのですが2人目の先生が「パニック障害になるという事は胃腸が弱いことも原因の一つだから、私が紹介する病院に行ってにんにく注射をしてもらいなさい。そうすればパニック障害も少しは良くなるから。」と言われ、4回ほど注射しました。

効果は・・・ありませんでした。体がにんにく臭くなっただけでした。
(にんにく注射にはにんにくは含まれていません。臭いのもとはビタミンB1によるものです。)

当時はパニック障害に対して無知だったので、医者から言われた事や、本に書いてあったこともすべて試していました。

言われるがままは良くありませんね。

筋トレ

『強靭な肉体に強靭な精神は宿る』と昔から言われています。

パニック障害になった当初は鍛えれば治るのではないか、肉体がたるんでいるから病気になったのではないかと考えた私は筋肉トレーニングをすることを決意しました。

某ジムに入会し肉体改造を試みたのですが、広場恐怖の為にジムに行くことさえ出来ませんでした(3万円をどぶに捨てたようなものです。)

結局、自宅でダンベルなどで鍛えました。結果は体脂肪が減って筋肉がつき背中がコリづらくなりました。

筋トレはあまりに辛く、トレーニングの最中は一時的にですが自分がパニック障害であることを忘れることができました。

おススメ度はやらないよりはやってもいいかレベル。

ハリとお灸

これも10年以上続けている健康法です。

東洋医学では「血流が悪くなると病気になる」言われています。

ハリやお灸で滞っている血流を流すことができます。

初めての鍼治療気持ち良すぎて治療中に爆睡でした。

ハリ治療がパニック障害に直接効果があるとは考えていません。

しかし私はハリ治療をすることで胃腸の調子が良くなり、体調も良いです。結果としてパニック発作の予防には役立っています。

断食

パニック障害の長嶋一茂さんが自著のなかで「断食をしたらいい方向に向かえた」と書かれていたので実践しました。

完全な断食は命の危険がある為、置き換えにしました。

私が置きかえたのはスムージーです。

2日間試したのですが、2.5kg痩せました。

お腹の中がすっきりした感覚があり、体調も少しは改善しました。気持ちも軽くなりました。

今でも1か月に一度は2日間断食をしています。

 

私が試した健康法で散歩、整体、にんにく注射、筋トレ、鍼と灸、断食の6種類を紹介しましたがいかかだったでしょうか。

私はパニック障害に効果のある健康法は「やっていて自分が気持ちいいかどうか」という点が一番重要だと考えています。

どんなに周りの評価が高い健康法でも、自分が嫌々やっていたら効果は半減です。

皆さんも「この健康法面白そうだなー」と思えば試してみて、「自分には合わないかな」と思えば止めればいいので、何か健康に興味を持って取り組んでみてはいかがですか。

試した健康食品の数々

14年もパニック障害をやってると、色々試した健康食品は数知れず。

私は健康食品を試すときに一つの基準があります。それは1度取り始めたら半年は飲むようにしました。やはり無料お試しの1カ月では効果の有無がわかりません。

あまりにもたくさんあるので箇条書きします。

  • セサミンE
  • やずやのにんにく卵黄
  • 山田養蜂場ローヤルゼリー
  • 青汁
  • しじみのちから
  • 亜麻仁油
  • カスピ海ヨーグルト
  • ユーグレナ
  • からだすこやか茶W
  • カロリミットファンケル
  • コンクレバン       ・・・・etc

この中で今でも継続しているのは青汁だけです。

効果が感じられなかった物もありますが、すべての健康食品やサプリがそうだったわけではありません。

ただ、価格と効果を考えた際に割が合わなかっただけです。

私は健康食品やサプリメントも健康法と同じだと思います。

自分がいいと思ったものを摂取する、それだけです。

ただし、「この健康食品をとっているからパニック障害が軽くなった」と思い込みすぎるのは大変危険です!!

なぜならその健康食品をとっていても発作が起こる時は起こります。

そうなってしまった時に「あれ、この健康食品をとっていたのになんで発作が起きたのだろう?」と疑問を持ち始めます。

やがて疑問は不安に変わります。ですから健康食品やサプリメントは軽い気持ちで摂取することをおススメします。

健康食品やサプリメントで病気が治るなら医者や薬は要りません。

特にパニック障害やうつなどの精神疾患はネットで「パニック障害 サプリ」などと検索すると怪しいサイトがたくさんでてきます。

サイト内ではミネラルがいいとかカルシウムをとるとパニック障害が治るとか好き勝手書いてます。

そんなうまい話はありません!!

私は医者ではありませんが、それくらいは分かります。

情報に踊らされず自分に合った物、自分が試していいと思った健康食品を摂取するようにしましょう。

まとめ

「パニック障害に効果のある健康法や健康食品はこれで決まり」などという答えはありません。

自分で発見して試して検証というトライ&エラーの繰り返しです。

色々試して自分に合った健康食品やサプリメントを見つけましょう。

このサイトがパニック障害に苦しんでいる方の少しでもお役に立てれば幸いです。

にゃはっぴーでした。

 

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