マインドフルネスについて

私が試した治療法

こんにちは、パニック障害歴14年のにゃはっぴーです。

今日はブレインスポッティングの治療を受ける際にも知っておいた方がいいマインドフルネスについて、自分が経験したことなどを書いていこうと思います。

ブレインスポッティングの治療体験についてはこちらをご覧ください。

パニック障害を治すために私が試したこと

そもそもマインドフルネスとは

マインドフルネスを簡単に説明すると『今』に注目するという事なんですが、正直分かりにくいですよね。

そこで私なりのマインドフルネスの解釈を説明します。
※あくまでも私見です。

たとえば上の時計の画像を見てください。

12時39分ですね。職場でこの時計を見た時の反応を考えてみましょう。

私なら

  • もうすぐお昼の休憩が終わる
  • 今日のお昼ご飯は美味しかったな
  • 午前中はすごく忙しかった
  • 午後からも忙しいのかな
  • 今日は残業になるかも
  • 午前中は気分が乗らなかった
  • 午後からも頑張るぞ
  • 今日を乗り切れば明日は休みだ
  • 晩御飯は何食べようかな

と考えます。

ここで注目して欲しいのは文中の赤色青色です。

何を基準に赤と青を分けているかおわかりですか?

答えはで書いた文章は過去の事で書いた文章は未来の事です。

つまり普通は『今』のことは何一つ考えてないのです。

常に過去と未来の事ばかり考えています。

これを今に注目しようというのがマインドフルネスだと私は考えています。
(専門家の皆さん、間違っていたらごめんなさい)

私なりのマインドフルネスの取り入れ方

私がマインドフルネスを知ったのが今から11年前です。

教えてくださったのは精神科医でも心理カウンセラーでもありません。

なんと、我が家の法事に来ていたお坊さんでした。

今でこそマインドフルネスといえばメジャーな心理療法ですが、当時の私は仏教の一種だと考えていました。

肝心のマインドフルネスですが私は毎朝行うようにしています。

朝起きると同時にベランダに出て深呼吸。新鮮な朝の空気を体内に迎え入れて体の中の悪い物を出すように息を送り出します。

この時、心には「今日も暑いな」とか「パート先の上司は嫌だな」とか「蝉の声がうるさいな」とか、「今日は電車に乗らないといけないけどパニック発作が起きたらどうしよう」などといろんなことが浮かんできます。

色んな感情が浮かんできても、とりあえずは呼吸している今に注目します。今の自分は呼吸しているだけです。

そこには気持ちいいなどの一般的にはプラスと言われている感情も排除して、ただただ深呼吸だけを行います。

少しすると自分の心が『今』集中できていることがわかるので、そこから朝食の支度や歯磨きなどに取り組みます。

私の場合、マインドフルネスに取り組み始めて、なんとなく出来るようになるまで6ヵ月かかりました。

慣れてくると必要に応じてマインドフルネスを行う事が出来るようになるので、突然襲ってくるパニック障害の予期不安にもある程度対応できるようになりました。

ただし車の運転中のマインドフルネスは危ないので行ったことはありません。

次回にお話をする『自己対話』にも通じるマインドフルネスなのでパニック障害の方もそうでない方もマスターしておいても損はないと思います。

まとめ

人間は常に過去と未来のことを考えて生きていく生き物です。

過去の失敗があるからそれを教訓にする、未来に不安があるから頑張る、といったように。

私を含めてパニック障害を患っている方は極端に過去と未来に囚われているような気がします。

私がマインドフルネスで学んだのは過去も未来も『今』の連続、という事です。

パニック発作は確かに怖いし予期不安はかなり厄介です。

それでも、とりあえず『今』ということを意識して生きてみませんか?

そうすることで私の場合は気持ちが少し軽くなりました。

マインドフルネスによってこのブログを読んで下さっているパニック障害の方々の気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。

にゃはっぴーでした。

 

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